口角挙上の適応

• 口角の位置は上に引き上げる口角挙筋、斜め上に引き上げる大頬骨筋、下に引き下げる口角下制筋の3つによってコントロールされています。下に引き下げる口角下制筋が強いと口角が下がって見えます。
  治療法は3つあります。

  ①口角ボトックス

  口角下制筋の働きを弱めることにより口角が自然と上がって見えます。時間経過とともに効果がなくなるので4〜5ヶ月ごとに定期的に打つ必要があります

  ②唇ヒアルロン酸注射

  ヒアルロン酸を唇に注射することによりデザインすることができます。唇全体をM字にすることもできます。持続は約1年なので毎年打つと良いです。

  ③口角拳上

  唇を小切開し、口角下制筋と強くつながっている部分を大頬骨筋に繋ぎかえることにより口角を自然とあげることできます。効果は半永久というところがメリットですが最初は薄い傷跡が見えます。